Wixのオートメーション設定とは?フォーム送信で自動返信メールが届くまでの設定方法をご紹介
- 19 時間前
- 読了時間: 12分

「お問い合わせフォームを設置したのに、送信してもお客様に自動返信が届かない」「そもそも、問い合わせが来たことに自社側で気づけない」という経験はありませんか?
Wixでサイトを作るとき、多くの方はフォームを設置した時点で「これでお問い合わせを受けられる」と考えてしまいます。
ですが、実はフォームを置いただけでは、送信してくれたお客様に自動返信メールは届きません。
ここに「オートメーション設定」というひと手間が必要になります。
この記事では、Wixのオートメーション設定とは何かをわかりやすく整理したうえで、フォーム送信をきっかけに自動返信メールが届くまでの設定方法を、実際の操作手順に沿ってご紹介します。
Wix StudioとWixエディターのどちらでも共通で使える内容です。
結論:Wixのオートメーション設定とは、フォーム送信をきっかけに自動返信メールを届ける「発火の仕組み」を作る作業

はじめに、この記事の結論からお伝えします。
Wixのオートメーション設定とは、「特定のできごと(トリガー)が起きたら、決めておいたアクションを自動で実行する」仕組みを作る作業です。
今回のケースでいえば、「フォームが提出されたとき」というトリガーをきっかけに、「メールを送信する」というアクションを自動で走らせる設定を指します。
ここで大切なのは、フォームとオートメーションが別々の要素だという点です。
フォームはあくまで「入力欄を用意する箱」であり、送信されたあとに何をするかは、オートメーション側で決めます。
つまり、フォームを置いただけの状態では、送信データはサイトに記録されても、お客様への自動返信も自社への通知も動きません。
「フォームを入れたのに返信が来ない」「資料ダウンロード用のフォームを入力したのに資料が届かない」というトラブルは、このオートメーション未設定が原因になっているケースが少なくありません。
フォームは設置がゴールではなく、オートメーション設定まで行って、はじめて自動返信が届く状態になります。
この記事では、その発火の仕組みを一から組み立てていきます。
順番に進めれば難しくありませんので、一緒に設定していきましょう。
Wixのオートメーションとは?自動返信メールが届く仕組みを整理する

まず、Wixのオートメーションがどういう仕組みで動くのかを整理しておきます。
ここを押さえておくと、このあとの設定画面で迷わなくなります。
Wixのオートメーションは、大きく2つの要素で成り立っています。
トリガー:オートメーションを発火させるきっかけ。今回は「フォームが提出されたとき」を使います。
アクション:トリガーが起きたときに自動で実行される処理。今回は「メールを送信」を使います。
この2つを組み合わせて、「フォームが提出されたら、メールを送信する」という一連の流れを作るのがオートメーション設定です。
自動返信メールが届くまでの流れを言葉にすると、次のようになります。
お客様がフォームに必要事項を入力して送信する。
すると「フォームが提出されたとき」というトリガーが発火する。
そのきっかけを受けて「メールを送信」のアクションが動き、あらかじめ用意しておいたメールが自動で送られる。
この一本の線がつながって、はじめてお客様の手元に自動返信が届きます。
なお、オートメーションはWix StudioとWixエディターの両方で同じ手順で設定できます。
エディターの種類による違いを気にせず進めて問題ありません。
フォームが提出されたときをトリガーに、新規オートメーションを作成する手順

それでは、実際にオートメーションを作成していきます。
ここではフォーム自体はすでに設置済みで、送信時に反応するオートメーションをこれから組む前提で進めます。
サイトのダッシュボードに戻る。
メニューから稲妻マークの「オートメーション」をクリックする。まだ何も作っていなければ、一覧は0件の状態です。
「新規オートメーション」を選び、一から作る新規作成に進む。
トリガーの選択画面が開くので、候補の中から「フォームが提出されたとき」を選ぶ。
続けて、実行するアクションとして「メールを送信」を選ぶ。すると、送信するメールのテンプレート画面が表示されます。
トリガーの候補には「購入手続きが完了されなかったとき」など、フォーム以外のきっかけも並んでいます。
今回はお問い合わせフォームの自動返信が目的なので、必ず「フォームが提出されたとき」を選んでください。
ここで一点、フォームの名前が効いてきます。
サイト内に複数のフォームがある場合、どのフォームの提出をトリガーにするかを識別する必要があります。
あらかじめフォームに「お問い合わせフォーム」など分かりやすい名前を付けておくと、対象を選ぶときに迷いません。
まだ名前が初期状態のままの方は、フォーム編集画面で分かりやすい名前に変えておくと安心です。
ここまでで、「フォームが提出されたら、メールを送信する」という骨組みができました。
次は、そのメールを「誰に」送るのかを決めていきます。
「メールを送信」の受信者を設定する方法と、つまずきやすいポイント

メールテンプレートの画面まで進んだら、次に決めるのが「受信者」です。
ここが、オートメーション設定でもっとも間違えやすい箇所なので、丁寧に進めていきます。
メール設定の中にある「受信者を設定」を開く。
受信者の候補から、送信先を選ぶ。
選び終わったら「適用する」を押して確定する。
受信者を設定するとは、要するに「この自動メールを誰のメールアドレスに送るのか」を決める作業です。
ここを正しく選ばないと、せっかくオートメーションを組んでも、意図した相手にメールが届きません。
たとえば、フォームを送ってくれたお客様本人に自動返信を届けたいのに、受信者の設定を見落としたり、間違った宛先を選んだりすると、お客様には何も届かない、という状態になります。
「送信は成功しているのに返信が来ない」と感じるケースの多くは、この受信者設定が原因です。
次の見出しでは、この受信者の中でも要となる「トリガーによるメール」という選択肢について、くわしく見ていきます。
ここを理解すれば、受信者設定でつまずくことはなくなります。
「トリガーによるメール」とは?送信者本人へ返信を届ける設定

受信者の候補の中に「トリガーによるメール」という項目があります。
これが、お客様本人へ自動返信を届けるための鍵になる設定です。
「トリガーによるメール」とは、トリガーとなったフォームに入力されたメールアドレス宛にメールを送る、という意味です。
つまり、お客様がフォームの入力欄に自分のメールアドレスを記入して送信すると、そのアドレス宛に自動返信が届きます。
具体的にイメージしてみましょう。
あるお客様がフォームに「example@gmail.com」と入力して送信したとします。
受信者を「トリガーによるメール」に設定していれば、自動返信はこの「example@gmail.com」宛に送られます。
誰がフォームを送っても、その人が入力したアドレスに返信が届く、という仕組みです。
設定の手順はシンプルです。
「受信者を設定」を開く。
候補の中から「トリガーによるメール」を選ぶ。多くの場合、最初からこれが選択されています。
「適用する」を押す。
すでに「トリガーによるメール」が選ばれていることも多いのですが、必ず一度は確認してください。
ここが別の宛先になっていると、送信者本人に自動返信が届かなくなります。
お問い合わせフォームの自動返信を作るなら、まずこの「トリガーによるメール」が選ばれているかをチェックする、と覚えておくと安心です。
自社にも通知を届ける「サイト所有者」の追加方法

お客様への自動返信が設定できたら、次は自社側です。
実は、受信者は1つだけでなく、複数追加できます。
ここで「サイト所有者」を追加しておくと、お客様への返信と同時に、自社にも問い合わせの通知が届くようになります。
この設定をしておくメリットは大きく2つあります。
問い合わせが来たことにすぐ気づける:受信者に「サイト所有者」を入れていないと、フォームが送信されたことに自社側で気づけず、対応が遅れてしまいます。
届いた内容をその場で確認して即対応できる:通知メールにフォームの内容が含まれるため、ダッシュボードを開かなくても要件を把握し、すばやく折り返せます。
追加の手順は、お客様向けの設定と同じ流れです。
「受信者を設定」を開く。
すでに設定した「トリガーによるメール」に加えて、「サイト所有者」を追加で選ぶ。
「適用する」を押す。
これで、送信されたフォーム1件につき、お客様(トリガーによるメール)と自社(サイト所有者)の2つの宛先に自動でメールが届く形になります。
なお、受信者はこの2つに限らず、特定の連絡先など、さらに複数を追加することも可能です。
担当者を複数人にしたい場合などに活用してください。
問い合わせの取りこぼしは、機会損失に直結します。
お客様への返信と自社への通知はセットで設定しておくのがおすすめです。
メール種別で迷わない、一般通知メールを選ぶ理由

受信者を設定して「適用する」を押したとき、赤いびっくりマークが表示され、メール種別の選択を求められることがあります。
ここで少し手が止まりやすいので、選び方を整理しておきます。
このとき提示されるのは、大きく2つの種別です。
広告宣伝メール:キャンペーンやセールの案内など、宣伝を目的として送るメール。
一般通知メール:申し込み確認や問い合わせへの自動返信など、業務上の通知として送るメール。
お問い合わせフォームの自動返信は、宣伝ではなく「送信を受け付けました」という業務上の通知にあたります。
そのため、選ぶべきは「一般通知メール」です。
ここを選んで「適用」すれば、赤いびっくりマークは解消されます。
メールには種別に応じたルールがあり、誤って広告宣伝メールを選んでしまうと、意図とずれた扱いになりかねません。
問い合わせや資料請求への自動返信は「一般通知メール」、と覚えておけば、この画面で迷うことはなくなります。
オートメーションを「有効」にして、フォーム送信で発火させる

最後の仕上げです。
ここまでの設定を実際に動かすために、オートメーションを「有効」にします。
この操作を忘れると、せっかく組んだ設定が発火しません。
オートメーションの名前を分かりやすいものに変更する(例:「お問い合わせ自動返信」など)。あとから見返したときに、何のためのオートメーションか一目でわかります。
設定内容を確認する。トリガーが「フォームが提出されたとき」、アクションが「メールを送信」、受信者が「トリガーによるメール」と「サイト所有者」になっているかをチェックする。
オートメーションを「有効」にする。
「有効」にした瞬間から、対象のフォームが送信されるたびにオートメーションが発火し、お客様への自動返信と自社への通知が自動で送られるようになります。
設定が終わったら、一度自分でテスト送信をしてみることをおすすめします。
お客様役として実際にフォームを送ってみて、自動返信が届くか、自社側の通知が届くかを確認しておくと、公開後に「返信が来ない」と慌てずに済みます。
フォームは置くだけでは動きません。
ですが、トリガー・受信者・有効化という順番さえ押さえれば、自動返信の仕組みはしっかり作れます。
この記事の流れに沿って、ぜひ設定を完成させてみてください。
自社サイトのお問い合わせ導線やフォーム設計に不安があるという方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q1. フォームを設置すれば、自動返信メールは自動で届きますか?
A. いいえ、フォームを設置しただけでは自動返信は届きません。
フォームは入力欄を用意する要素で、送信後に何をするかはオートメーション側で決めます。
「フォームが提出されたとき」をトリガーに「メールを送信」を設定し、オートメーションを有効にして、はじめて自動返信が届く状態になります。
Q2. 「トリガーによるメール」とは何ですか?
A. トリガーとなったフォームに入力されたメールアドレス宛に、メールを送る設定です。
たとえばお客様がフォームに自分のアドレスを入力して送信すると、そのアドレス宛に自動返信が届きます。
送信者本人へ返信を届けたいときは、受信者にこの「トリガーによるメール」が選ばれているか必ず確認してください。
Q3. 自社にも問い合わせの通知を届けるにはどうすればいいですか?
A. 受信者に「サイト所有者」を追加してください。
お客様宛の「トリガーによるメール」に加えて「サイト所有者」を受信者に入れておくと、フォーム1件につきお客様と自社の2つの宛先にメールが届き、問い合わせが来たことにすぐ気づけます。
Q4. 受信者はお客様と自社の2つまでしか設定できませんか?
A. いいえ、2つに限りません。
「トリガーによるメール」と「サイト所有者」のほかに、特定の連絡先などをさらに複数追加できます。
問い合わせを複数の担当者で受けたい場合などに活用してください。
Q5. 適用時に赤いびっくりマークが出て、メール種別を聞かれました。どれを選べばいいですか?
A. お問い合わせフォームの自動返信は、宣伝ではなく業務上の通知にあたるため「一般通知メール」を選んでください。
「広告宣伝メール」ではありません。
「一般通知メール」を選んで適用すれば、赤いびっくりマークは解消されます。
Q6. フォームを入れたのに返信が来ない、資料が届かないのはなぜですか?
A. オートメーションが設定されていない、または受信者設定が正しくないことが原因になりがちです。
フォームを置いただけの状態では自動返信は動きません。
トリガーが「フォームが提出されたとき」になっているか、受信者に「トリガーによるメール」が選ばれているか、オートメーションが「有効」になっているかを順に確認してください。
Q7. この設定はWix Studioでも、Wixエディターでもできますか?
A. どちらでも同じ手順で設定できます。
オートメーションはWix StudioとWixエディターの両方で共通して使えるため、エディターの種類による違いを気にせず、この記事の流れどおりに進めて問題ありません。
Q8. 作成できるフォームの数に上限はありますか?
A. 作成できるフォーム数は、契約しているプランに応じて変わります。
複数のフォームを使い分けたい場合は、ご利用中のプランで作成可能な数を確認してください。
フォームごとにオートメーションを設定できるため、用途別に自動返信を分けることも可能です。
【この記事の監修者】
中田ディレクター(株式会社ラジャ|SEO担当監修)
保有資格・実績:Wixレジェンドレベルパートナー/サイト制作400サイト以上/Wix Studio制作100サイト以上(日本トップクラス)/Wix Studio専門スクール「ノコド道場」運営












.png)





